自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

ラジオと小劇場、満月というスリーカード

ハナムラチカヒロさんの「まなざしの革命放送」公開収録に伺いました。

 

https://open.spotify.com/show/6TE9c1nXSEPOLhRSeDWwJZ?si=CvMEmYSrTjqLE1j-hwDgBg

 

ハナムラさんを知ったのは、2年前の京都大学×ロンドン大学ゴールドスミス校による「アートサイエンス国際フォーラム」のレセプション。


その後、特にご活動を追うでもなく過ごしてきたのだけれど、このたびの「会場は生駒ビルヂング地下サロン」というパワーワードに頭を持っていかれた。船場北浜辺りは佳い建築が密集しており、大好きな散策エリアだから。


昨年にプロの劇作家による書き下ろし朗読劇で板を踏んだ折、舞台となった1910年代から1930年代の史料や風俗、流行歌、ニュース映画、青空文庫公開作品、人口動態や国家財政などを読み漁った。戦争や関東大震災の影響で大阪にあらゆるリソースが集まり、「大大阪」と称された熱っぽいギャツビーな時代。生駒時計店さまは1930年ご創業。まさに時代の熱量を湛えて時を刻んでこられたはず。その「地下サロン」ですもの、刮目したい。

 

生駒ビルヂングさま公式 Facebookページによる、地下サロンの360度写真

https://www.facebook.com/196459070392232/posts/3247681461936629/?d=n

 

案内板などもなにも出ておらず、周りの静まり返ったビジネス街と同じ顔立ちをした生駒ビルヂング。初めて地下に潜入したところ、パルチザン感およびアウェー感が凄まじい。豆電球の間接照明、片手にトランシーバー、脇に革命旗。背後にアンティークの掛け時計たち、目前にはショーケースと闇に近い臙脂色のアートフラワー。
威容とはこのことで、押し出しの強い空間とお身内感で気圧された。シアトリカルだけれどもセットでこの匂いは到底、出ない。

 

個人的には「パルチザン感が半端無いですね」という感想が採用され(?)、放送時に触れていただけたので記念になった。配信ご担当の方をエンジニアさんだと思い込んでご挨拶したら、全く異なる商いをされていたのも面白く感じた。お世話様でした。

 

追記
2年前のアートサイエンス国際フォーラムのレセプションで、ハナムラさんと引き合わせてくださった方とは、その場で知り合った。
私は名刺をお出ししたけれども、その方は名乗らず。ただ「あなたときっとお話が合うと思いますよ」「ここにも来ておられるはず」と、ハナムラさんの立っておられる座標までお連れくださった。今日、御目文字叶うかな、とかすかに期待していたのだけれど。
どなたなのだろうあなたさまは。お元気ですか。