自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

遠い人を想う

ギムレットには早すぎる("I suppose it's a bit too early for a gimlet," he said.)


うちのダンディな師匠によるおすすめ選書にもエントリーしていた名作の、あまりにも有名なセリフ。
マチュアだけが嗜むに相応しいカクテルだと位置付けてきた、ギムレット。そんなギムレット・デビューは不意に訪れた。大人の階段をまたひとつ昇ってしまった、はじめまして。

 

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このご時世、誰しもが多かれ少なかれ「遠い人を想う」日々を過ごしてきたのではないだろうか。振る舞ってくださったのは、我が心のLa Grande Dame。数年ぶりの再会でたちまち娘時代に戻していただけたこの夜、ママの偉大さを改めて思い知った。この方の陰徳あってこそ、佳きことどもに触れる機会をいただいてきたから。

代名詞となっていたお仕事から、長いお別れを成し遂げられ、ご勇退されたママ。思えば「山に還りたい」と、フランクルトにいるハイジ並みの思慕の念をここ数年、多頭飼いしていた。結局、「秋」には一度も辿り着けず。名残惜しいとはまさにこのことだけれども、それもまた私の選択。

一期一会を意識してきたほうだ、と思う。
「私などにはまだ早すぎる」「敷居が高い」と思ってきたあらゆる認知もそろそろ、アップデートが必要か。辿り着けなくなってしまったり、逢えなくなってしまってからではどうしようもない。
あのルビコンも実物は、ごく小さな流れらしいぞ。れっつかえさる。

 

一言でいえば港町のbarの宵は、アムロの気持ちとシンクロ。アムロのフェイスシールドの色と、写真のライトアップの色もシンクロしてるし間違いない。知らんけど。まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。ホワイトベースは無くなったとしても、その中枢はGin(人/仁)ベース。

結局、人を想ってる。

 

めぐりあい 井上大輔

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「長いお別れ」the long goodbye  チャンドラー

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