自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

学際こそ学問の本来のかたち

宮野公樹先生渾身の「問い」が本年6月、世に放たれました。

京都大学 学際融合教育研究推進センター発、対話型学術誌『といとうとい』。
「学際研究は投稿先がない」と、もう言えなくなるやつです。


型通りの導入、結論などの体裁を取らない論稿は、掲載されるまでに8人の編集委員と執筆者との間で議論を重ねるという濃密さ。
学際の極みの社会学徒としては、なんともありがたく、また意気に感じます。数年前に関西大学梅田キャンパス様のセミナーで登壇した際「豊かな暮らしとは、アナログなコミュニケーションに時間をかけられる暮らし」という主旨をご提示しましたが、まさかの学術誌でこのスタイルが成るとは。
また、絵本とも通じる構成だと感じます。『取材・執筆・推敲』でベストセラー ライターの古賀史健さんが指摘してくださったように、絵本の特異な構成にあたる「余白」も記述しているからです。

 

   

"「描かれたもの」と「描かれなかったもの」の両方が並び立っている表現媒体は、おそらく絵本だけだろう。"

  -『取材・執筆・推敲』著者・古賀史健 p.218より

 

創刊準備号は下記URLから拝読叶うわけですが、

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/264440

 

toi booksさんに足を運んでみましたら、目と目が合ってしまったのでございます。いやいや、めっちゃこっち見てたし。

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お分かりいただけただろうか?栞の周囲の光の反射に浮き出る、表紙の紙質を。


こんな凝った装丁と紙質...ほんまにやめていただきたいものです笑 この美しい青から展くUIは、物理的な書籍ならではの愉悦。
中身も姿も様子がええやなんて、正しいフォトジェニックやないか。飾るぞ?飾っちゃうぞ?

この世に境界などない、すべからくスペクトラム


学際上等!

#限定2千部

 

本屋toi booksさま

建物自体も趣あるたたずまいです。

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https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks

 

宮野公樹 先生のインタビュー記事

「問い」を問う理由 京大“アナキズム”#8 没頭の衝動

https://the.kyoto/article/kyodai-toi