自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

人も欲望もそうそう変わらないということ

「新しい事業を興したい、支援したい、そんな人達の集まるカフェ。それがスタートアップカフェ大阪」。

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TSUTAYAさんと関西大学さんの産学連携、創業支援拠点。5年前のご開業当初から話題が絶えない、START UP CAFE大阪さま。なんと関大ゆかりの方限定ではなくて、一般に開放しておられる文字通り現代の私塾です。

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さて、そんなスタカフェ大阪さまご主催で『本屋さんで本を買い求める派』としては見逃せず、心待ちにしていた今日のリアルイベント。テーマは、梅田 蔦屋書店 店長 × 独立系書店オーナーが語る「書店業界の個人化が進む⁉本×〇〇で上手くいく書店ビジネス」。

 

本。
本棚の専有率が高い家で生まれ育ち、父の転勤といえば本の山を荷造りするのが大仕事でした。クリスマスプレゼントも、ご本。ツヴァイクマリー・アントワネットだとか、箱入りのんがサブスク的に届いたものでした。そんな私は確実に書店様の書棚作りに陰日向にお世話になってきたのだな、と改めて。

 

今回のイベントでは『おすすめの一冊を持参』、ということでしたが、これがまた難儀なことでした。絞れぬ。そこで自己分析(現状把握)含めた起業の土台作りに力点を置かれているスタカフェ様に敬意を表する意味でも、私が仮に起業にあたって参考図書を求められた場合を想定して選んだ「推し本」。それは、「植物園の世紀-イギリス帝国植物政策-」です。

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https://store-tsutaya.tsite.jp/item/sell_book/9784907986667.html

 

イギリス帝国主義が植物を戦略的に用いていかに植民地政策を進めてきたかが、コンパクトにまとまっている論文集です。

人間と欲望の振る舞いと性(さが)は、そうそう変わらない。重商主義を典型とする資本主義のロジック、投資家としての国家、植物という食と身体形成に直結するメディア、自然を人為的に扱ってきた歴史のリアル。
SDGsやESG投資、DX、メタバースその他、現代のキーワードといえるトピックと地続きの一冊であることをご紹介しました。
シンプルに大航海、プラントハンターの文脈で冒険譚としても面白いのです。

 

スタカフェ大阪さまでは今後も、「本」「編集」を切り口としたイベントを予定されている模様です。

 

12/3

”IT企業”が出版社を設立?!事業開発担当者が語る「今、新たに出版事業を始める狙い」と設立ストーリーとは?

 

12/16

日本を代表するクリエイターたちの頭のなかを20年のぞいてきた編集者が語る「ささるアイディアの考えかた」

 

公式ウェブサイト

https://startupcafe-ku.osaka/