自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

【Cover me!】

イノベーターとしても尊敬しているMaxMara

オーダーメイドから手軽で着やすい既製服へ
紳士コートの技を女性向けコートへ

今となってはごく普通でなんの疑問も持たないけれど、当時はイノベーティブ。
「仕立てがよくて着やすい服」という、一部の特権だった「情報」が汎用化されたのだから。

一流の手技があるだけでは、市場価値を獲得できない。いい製品といい商品は似て非なるものだから。彼らもまた、「ストーリーテリング」を重視していた。ストーリーテリングは新たな文化を創出する基盤技術といえる。

思えば
デニムも元々は農作業用、
ワイシャツはスーツの下着、
Tシャツは男性の肌着だった。

軍服の名残の手榴弾留めが付いているトレンチコートも、ウエストを絞って「女優コート」と称されるなどした。
常識は時代と文化圏とで変わる。

それにつけても、デザイン画やパターンを観ると心踊るのは、母が幼い私を採寸してスカートやコート、共布でポシェットなどもこしらえてくれたからだと思う。

靴にも身体にも万能の型があるという。
それってボディプランの神秘だ。