自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

「人間も自然の一部なのだから、」

(namedropperと思われたくないもので、著名な方とのエピソードめいたことは基本、極力出さないスタンスです。
ただ今回はご本人の、Facebook全体公開ご投稿に「一生のお願い」とあったこともあり、僭越ながらシェアする次第。)

 

10年近く前。経済産業省から伝統的工芸品プロデュース事業者として認定され、パリやニューヨークなど世界に販路を拓くべく見本市に足を運んでいた。センスがよいと感じた出展者やバイヤーに、「今、一番イケてるお店は?クリエイターは?」とヒアリングしては街に出て同じことを繰り返した。

目に留まる品々があった。
そのうちの多くを占めるのが、NOSIGNERのデザインだとのちに知った。311後の、雄鹿の名産の鹿の角を生かした、アクセサリーOCICAも。

NOSIGNERって何者?
それが、私の中の呪文の一つになった。

名だたるコンペにクレジットされていた作品も、だいたいNOSIGNERだった。
程なくして、ワークショップのメンターといち受講者、として出逢えた。「世界であなたの作品と出遭ってきた」と、お伝えできた。

自分もどちらかといえば、発想や感性をユニークとして重宝がられる側にいると思う。主観だと片付けられがちなメタは、相手と言葉を選ばないと受容されがたい。それは単に、人は未知のものを反射的に恐れるから。急激な変化は、脳の可塑性がそれを阻むから。自然な現象に過ぎない。

ただ、もう、そう悠長に言ってはいられない。
シンギュラリティその他のキーワードで示される、指数関数的な技術革新による激変。加えて、拡がる世界の分断は、人体でいえば成長痛にも例えられよう。宇宙移住も具体的に計画されている今。社会のありかたを、全世代フルスロットルで必死で考えなければならないフェーズが今だと見立てている。

その鍵のひとつが、創造性だと思う。

全員が創造的な、と形容されるようなふるまいや役割を担う必要は無いと思う。単に得手不得手があるから。
ただ、創造性という不可思議なものが「あるのだ」と認識すること、そのようなレセプタをひとりひとりが持つこと。それだけで、「わけのわからないもの」への接し方が変わる期待値は高まる。
ひいてはわたしたちがほしい社会のありかた、コンセプトの解像度がきっと変わる。ほしい機能が選択され、社会のボディプランが決まる。

そもそもがこの世の成り立ちそれ自体が、原子由来こと可視化できるものはたった5%。私たちが「全て」を見たとしても、「5%だけ」見たに過ぎない。前提として95%の不可視、未知なものありきで私たちは生きているということ。

この書籍は、「創造性」を補助線としてその辺りも示してくださると期待して予約。答え合わせができる来月が楽しみ。「NOSIGNER」の真骨頂、そんな香りしかしないから。NOSIGNERって何者?に触れられる期待も大。
ソースは書影(気合の入ったフォントと黒の凄み!)と、私がそれと知らず目に留めてきた、ご本人の仕事。

 

#NOSIGNER

#太刀川英輔

#進化思考

 

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