自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

人は花をなぜ愛でるのか

花そして虫を介した受粉によって豊かな実りという糧が得られるから、人は花を大切にしてきたのだと考えていたなぁ。

とある洞窟からは大量の花粉が確認されており、何万年も前の人の祖先が埋葬に花を使っていたのではないかという説もあるらしい。ただこれは、その一例しか発見されていないため偶然という説も根強いのだとか。

エジプトのツタンカーメン墓所には、ヤグルマギクの花輪が埋葬されてあることも広く知られている。クレオパトラは薔薇の香水を愛用していたし、皇帝ネロは香水造りにはまりすぎて財政を傾けたとか。

ギリシャの月桂樹の冠を筆頭に、何かしら輪を編んでは権力や栄光の象徴にしていた傾向はある。マリアさまには常に百合の花が描かれるしクリスマスツリーは、宿り木がルーツだとされている。時代が下ると世界最古の金融バブル、オランダのチューリップバブルもある。

万葉集には「にわ(庭)」という単語が表れていて、天平柄には植物をモチーフにした紋様も表れ出す。植物による染め技術はこの時代に頂点を極め、室町時代にいけばなが確立された。
私が入門している未生流は、江戸時代に旦那衆の間で広まった。

花を花として愛でるようになったのは、いつからなのだろう?