自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

仕事と、その姿勢について

ホイットニー・ヒューストンケビン・コスナーの主演映画『ボディガード』を観たときに感じた、
『仕事と、その姿勢について』。

いわゆるネタバレ、
(映画を未見の方が観る楽しみを削ぐほどの情報)でもないと思うので具体的に触れますと

実入りのよい警護依頼に対して、ケビン扮する凄腕ボディガードが『あれでは護れない』と断る場面があります。

理由は『本人(護る相手)の意識の低さ』。

大統領の警護実績もある、超一流の凄腕ボディガードでも『依頼者の協力なしには、期待される結果が出せない』というのです。

プロが発注者の望むパフォーマンスを出すために必要な条件は、
何も莫大な報酬などではなくて

・対等な信頼関係が前提か
・目標達成のための意識を保てるか
・上記に基づいた最低限の環境の整備(予算)は可能か

仕事を成功させるための要点が、この『当事者意識が足りない』という一言に凝縮されていました。

これは『ボディガード』のような特殊な職務だけのことではなくて、どんな仕事にも当てはまるのではないでしょうか。

まず対等な信頼関係。
仕事も、つまるところは人づきあいの一つの形と思えば納得です。
次は望む結果を出すための、意識の高さ。そのために打合せや会議があるのですね。
そして目標達成のために最低限 必要なインフラ整備。営業なら名刺かそれに代わるツール、電話やemailなど通信手段、説明資料。

どんな業種でも、少なくとも新しいことを始めるのに予算ゼロはありえないのではないでしょうか。

例えば人と会うだけでも、通信費や交通費がかかるものです。またSNSを使った『ゼロ円集客』などというmarketing広告をよく目にしますが、手間隙を費やす費用対効果を考えると、 コスト高となる場合もあり得ましょう。
『ただほど高いものはない』とは真理です。

私が考えるプロとしての仕事の理想的なありかたですが、発注側とは対等であることです。
人としての信頼関係がまず先にあって、その上で『対価』を支払う。対価ですから、買い手と売り手は対等である、というありかたです。

アイディアや知識、センスに対する市場価値をご認識いただく努力は必要ですが、『誰でも思い付く』という先入観が強い方、レセプタをお持ちにならない方に対してはこの映画のように『あれでは護れない』という場合もあります。