自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

「連」、ありかたとふるまいかた

民族衣装は、美しい。そう思います。
国柄や人種の、美しさや個性をこれほどまでに引き立てるものはないと思います。身体のフォルムを最も際立たせ、風土そのもの、土の色や風の色まで想わせられます。
さながら国柄と人種のありかたの拡張装置です。

アスリートたちの身体つきも美しい。
それぞれの競技のために鍛練した結果、それぞれにとって最適な機能的なフォルムに仕上がっているのだと感じ入ります。
短距離走長距離走、高跳び、競泳、重量挙げ、レスリング、体操…。

わたしはわたしのありかた、かたちをつくりたくて、あがいています。
アイデンティティの可視化は民族衣装のようなものです。
社会へのコミットのありかたは、各種競技のアスリートの機能的なフォルムようなもの。

江戸時代には「連」という組織があって、プロジェクトごとに最適な人材が寄り合ったといいます。本名の他にいくつものふたつな、「ペンネーム」のようなものがあって、人は役割や立場ごとに名前を使い分けたのだとか。

現代で例えるならアバター、ハンドルネームの使い分けでしょうか。ひとつの名前や立場だけで生きてしまうと、いずれ高まる同質性に息詰まる場合が少なくないと思います。
いくつもの名前や関わりかたを持ち合わせて、その都度その立場でふるまう先人の知恵、「連」にあやかっていきたいものです。