自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

安倍晴明の時代からつらなる場所

世界的にも稀なアマチュア天文台の聖地、花山天文台の観望会に参加しました。ささやかながら寄付をしたので、このような恩恵に預かれます。

 https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/

 

現役としていまだ活躍中の天体望遠鏡は、予めその姿で生まれ落ちたかのように美しかったです。「スイッチ」など、機構もふしぎでした。

ホットケーキを焼く最中の、ぷつぷつと表れる気泡のようにくっきりとおつきさまのクレーターが拝見できました。

 

観測後は太陽フレア研究の世界的権威で、先頃まで花山天文台台長を務められた柴田一成先生のミニレクチャーと茶話会。

戦前の欧米と交流なき時代にあっても、その研究レベルを確認すると列強のそれと遜色なかったとか。市民に広く知と場を開放し、天文に親しむ文化を地道に醸成されたからこそ。

不可視な事物に問いをたてる、理論で捕らえる。視る、調べる、記録する。

そのたゆまぬ歩みで本年、創立90年とのこと。おめでとうございます。