自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

宇宙人になる日

京都大学宇宙総合学研究ユニットさまご主催の、第12回宇宙ユニットシンポジウムに参加してきました。
「総合学」の文字通り、理学や工学だけでなく文学哲学倫理学などの分野も網羅したユニットです。今年のシンポジウムのテーマは「人類は宇宙社会を形成できるか」。

人類が主語になった対話が活発に交わされる、貴重な場だと改めて。
私が年末に、医学系の先生とブレストした素案は下記です。


◆目指すoutcome案
「すこやかに生き延びる」

◆すこやかさの具体的なイメージ案
「美味しくごはんを食べる」

心身共に健康でないと、食べ物を美味しいと感じられないから。


◆「生き延びる」のイメージ案
健康で文化的な最低限の生活を担保し、それを次世代にリレーできる仕組みが確立できた状態

◆問題意識
我々は誰も「生命の定義」ができていない。
一方でバージンレコード会長その他による民間人による宇宙旅行、2026年までにはイーロン・マスクによる火星移住計画がスタート予定とされる現在、宇宙が民間人にも拓かれつつある。

人類は文字通り、前人未踏の局面にあるといえる。意識の位相、思考の主語を「人類」に設定し、具体的に動く必要性があるのではないか。
その打ち手のひとつとして、宇宙医学を考えることは有効ではないだろうか。


「宇宙医学は究極の予防医学
by向井千秋博士

宇宙空間というエクストリームな環境における、生理学的な問題解決を考えることは、地上で生活する人類の健康増進にも貢献できる。

http://www.jaxa.jp/article/interview/vol47/index_j.html

先日の「朝日宇宙フォーラム」でも金井宇宙飛行士が、「地球人のための宇宙医療」「宇宙人のための宇宙医療」というフレーズを用いておられました。
この場合の「宇宙人」とは、宇宙空間に生きる人類、とのことでした。
人類が宇宙人になる日は近そうです。

とりやまみゆき
Miyuki TORIYAMA