自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

多様な価値観とそれを選択できるということ

私は社会学見田宗介門下、内田隆三の弟子です。学恩は「現代と社会に関係するなら何を研究してもよい」、「二極を持ちなさい」という教え。
分野横断的、学際的な社会学は、私を自由にしてくれました。

多様な価値観を受け入れながら、組織や部門の「境界を超える人」を経営学では、「バウンダリー・スパナー(Boundary Spanner)」と呼ぶそうです。

価値観の受け入れといえば人種のるつぼ、ロンドンの国際的デザインファーム「tangerine」のチーフのMattさんも、下記のようなことをおっしゃっていました。

プロジェクトチームには、世界各国の文化圏の出身者を意識的に組ませている。どんなに価値観がばらばらでも、どんなにカルチャーギャップがあり、どんなにコミュニケーションや合意形成に時間がかかろうとも、全体的にみれば益があるのは明白だから。

日本に住まう限り、目や髪や肌の色、体格に明らかな違いを感じることはあまり無い環境であることがほとんどかと思います。カルチャーギャップといえば、方言やお正月のお雑煮のレシピが典型でしょうか。

いまや家族が一人1台スマホを持ち、リビングに家族が集まるものの思い思いのモノやコトを見聞きして過ごす「リビ充」や、例えば朝食も和食・パン・シリアルと果物とゆうように、家族それぞれが別の食事を別の時間にとる時代になってきています。

趣味嗜好、価値観は文字通り多様化・細分化して、すでにひとりひとりが異なる文化圏に生きているといっても過言ではない。これは特段に驚くことではなく、十人十色ということばがあるように、ごく自然なことなのでしょう。


とりやまみゆき
Miyuki TORIYAMA