自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

虹をふりまく

サンキャッチャーが、部屋に虹の粒を放り込んでくれる冬ごもりは、愉しい。 社交的ではない。華やかな場は、誘われたら行くけれど基本は苦手だ。 友達は少数精鋭というか、寡ない。それでも社会人になってからできた友達という、有難い存在も中にはいる。ラ…

ディグニティの方舟、ヘラルボニー

うめはんさんこと阪急うめだ本店さまのディレクションは愉しいし、攻めてる。 ふらりと9階に立ち寄れば、解剖台の上の雨傘とミシンのような、ケミストリーな出遭いがある。 今回は、長坂真護展に注目していた。 しかし「そのメインビジュアル」の、磁力は凄…

与祝の色彩、片山みやび展

瀬戸内国際芸術祭2022にもご出展中の、片山みやびさんの個展に伺ってきた。 あらかじめ与えられた、あらゆる、湧き上がる祝祭を見い出せる場だった。 ピスタチオのムースにフルーツゼリーがあしらわれたかのような、fruitfulなカード 彩り豊かな、朝露のよう…

小さきものは、いとをかし

出遭いは4年前、2018年の秋。 場は、リニューアルオープンしたIDEE梅田店さんだった。 その色彩からは大好きな陶芸家、ルーシー・リーを彷彿とさせられた。 竹村良訓さん。 朝ぼらけ、ピンクコーラルのようなニュアンスあるペールピンク、ひだまりのようなレ…

その五芒星は結界か-アートから起動する経済圏

ガスマスクが、マイクになった。 声が届く射程を拡張するアートを、刮目してきた。 アートは、社会全体の意識の位相を変える。したがってギャラリーや美術館は、革新性や先見性のショーケースだ。そう思ってる。 長坂真護さんはアートによって、ガスマスクを…

中庭付きの小箱で、焦がしバターなりんご狩り。クラフトなカフェ、クラヴス

従兄夫妻が京都で独立開業したカフェ、Kurav's Cafe-Mototanaka(クラヴスカフェ 元田中)。 身内贔屓のようだけれど、「フカイリもできるクラフトなカフェ」といった顔立ちで、いこごちも味わいも上質だと感じた。 喫茶店やカフェで、息継ぎをしているいきも…

【ご恵投感謝】たわむれせんとや生まれ圏、それが門前。

在野の賢人こと吉川浩満さんの新刊。 scripta連載時から愉しく拝読していた「哲学の門前」です。発売初日に、重版決定の報も届いて我が事のように嬉しいです。 編集者さんによる、初回原稿が届いた時のエピソードも面白い。 単行本化にあたってはどのような…

まつりばなトランスフォーム

「動く美術館」こと、祇園祭が3年ぶりに開催中。報道画像を観ると、人、人、人の波だ。 起源とされるのは、 「祇園祭は八坂神社(京都市東山区)の祭礼で、疫病がはやった869年に災厄の除去を祈ったこと」だという。 引用元 我が家ではまつりばなこと、檜扇…

喫茶店で息継ぎ/意気継ぎ

オーセンティックな喫茶店が好きだ。 私にとって日常の息継ぎの空間であり、何度もリフレッシュさせてもらってきた。 喫茶館「英國屋」創業者、松本孝さまのお別れの会の様子が、各社から報じられた。 この日、私は外回り続きで、休憩は「ちゅるるん系」、お…

Fun to Drunk-真夏の夜の夢のごと

SAKE SPRING2022のウェルカムパーティーへ、京美人のねえさまのお声がけでご一緒しました。 SAKE SPRING(サケスプ)とは※※※ 「日本酒の新しい可能性を広げる!」をコンセプトに全国で展開するきき酒イベントです。 酒のある時間の楽しさ、新しく生まれる人と…

羽化はsugoize

⚠️虫の写真を掲載してあります。 虫がお苦手の場合は、心の準備もしくはこのページから離れるなどのご対応をお願いします⚠️ 24時でも気温は27度。 亜熱帯な夜に、玄関の植え込みをふと見ると クマゼミが羽化しているところでした! 影が若干、カマキリ カマ…

土壌データのリトマス紙

2022年も半ばを過ぎて、梅雨も明けた。 植え込みの紫陽花も様子が変わった。 紫陽花の魅力のひとつは、自分が置かれた土壌の性質で色彩が変わること。自分の育まれた場所を肯定して、誇っている感じがする。 今ここにあることを拠り所として、大地に足をつけ…

ゆるがせにしないということ

アニメ「平家物語」、映画「犬王」とにわかに平家物語づいている私。 国語で学んだものがたりの導入部分は、いまだに誦じられる。名場面とされる「扇の的」はじめ、折々に描写される鎧装束のくだりが、すぐ立ち昇った展示を鑑賞してきた。 梅田阪急百貨店9階…

挑戦者たち-梅田蔦屋書店にゴングは鳴るのか

美意識が高い方だな。 それが、大社長その人から受けた印象でした。 本日、伺ったのはこちら。 【『本屋という仕事』刊行記念イベント】高木三四郎トークショー「プロレス的本屋論」(聞き手:梅田 蔦屋書店 北田博充) 撮影OKとのことで、シャッター音は消…

これはルネサンス

大学論、学問論がご専門の宮野公樹先生が、ロックだ。 「学ぶって何?」学びのプロにインタビューという文脈で、Abema TVにご出演。 今なら期間限定で下記URLから、無料でアーカイブ視聴が可能です。 https://abema.app/u3An サムネイルがなんともええ笑顔 …

あをによし都のセキュリティ

今の時季、コスモスと紫陽花が同時に楽しめるお寺が奈良にある。 コスモス寺こと、般若寺である。 昨年から、紫陽花をガラスボウルに満たした「紫陽花ボウル」に彩られている。 ますます「雨の巣」だと想える顔立ち 「都が奈良に遷って天平7年(735年)…

雨に打たれる直面(ひためん)

雨が好きだ。晴れ女だけれども。 特に今の時季の雨はよい。紫陽花が雨を直に受けるほどに艶やかに、華やかになる。紫陽花の葉も雨音を立ててみずみずしく、鮮やかさをいや増す。 雨が宿る、雨の巣に想えてくる顔立ち 映画「犬王」も、雨から始まる。 引用元 …

女王からのひと言

エリザベス女王の在位70年を記念し、さまざまな報道がなされている。 パディントンとのティータイム動画は、チャーミングな女優ぶり ところでその女王そっくりのマダムが、知人にいる。 ニックネームはもちろん、エリザベスだ。 いわゆる佳いお生まれで、お…

飛ぶための選択

大阪市立自然史博物館の特別展「日本の鳥の巣と卵427」に行ってきた。 画像引用元 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2022birdnest/ "鳥の巣を集めて約60年。 日本産の鳥類を中心に168種427点"という、日本最大規模のコレクション全てを展示してある…

混沌は混沌のままで

2022年も半ばを過ぎて。 生まれて初めて、VOGUE を購入した。 7月号はSOUND + VISION。 目当ては宇多田ヒカルさんの、ジェーン・スーさんによるインタビュー記事こと、カバーストーリー「音楽と私」だ。 コーチェラも鑑賞していたし、主題歌を手がけられた…

幼稚園時代からキープ

映画「ガメラ2」と邂逅した。 他人様からの情報は、つくづくとありがたい。四半世紀、25年前に公開された作品とのことだけれど、今のタイミングで出遭えて良かった。 映像作品としても無論のこと、産業の技術的な更新という観点でみても、SDGsの視点でみても…

ほっとしてほっこりしたからこそこれも推したい笑

個人的に推していたキャンペーンが、キー局ゴールデン枠の地上波テレビ番組「ナニコレ珍百景」で取り上げられた。 ナニコレ珍百景 日曜 19時(夜7時) テレビ朝日 https://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/ 推しキャンペーン。 それは3月に、愛する神戸の三宮セン…

14人の演算

はじめてそこにたどり着いた時は、昇りのエスカレーターを使った。商業施設ならではの、フラットに白く強く光る壁面と天井。その白はまず水平に、重厚なホテルロビーのような木目調と、照度を落としたオレンジ色の照明に切り取られた。エスカレーターが到着…

個人的な推しキャンペーンが、地上波ゴールデン放送!?

2022年も半ばが過ぎようか、という今日この頃。青楓のようにまぶしいお話が。 個人的に推していたキャンペーンがなんとこの週末、キー局の地上波テレビしかもゴールデン枠で、取り上げられるらしいのです。 ナニコレ珍百景 日曜 19時(夜7時) テレビ朝日 http…

届けて、伝えるということ

自分の想いや考えを声に出す=発信することによって初めて、それは他者に届けられる。 プログラミングはなんらかの形で指示を作成することで、対象を作動させることができること。一方で、プレゼンの場合は自分の想いや考えが伝わることで、相手の心を動かす…

あの頃も良かった

旧友からの筆跡が届いた。これほどの本人認証があろうか。その呼び方で語りかけられるのは、久しくなかった。目的も用事もない、理由なき私の葉書への返事だった。二十年以上は会えていないけれども、親友の座標から不動の彼女。同じ時代に存在してくれてい…

ふつうがえらい

まん防あけの週末、愛する神戸は雨模様。 でも神戸三宮センター街では、傘要らず。 007ことジェームズ・ボンドの愛車としても名高い、アストンマーチンさんがお出迎え。ノータイムトゥーダイでも、ボンドカーさんが大活躍でしたなぁ。 そして、歩を進めると…

バックキャスティング、10年先取り

『そうか!今の私たちは、●歳(年齢+10歳)から逆戻りした年齢って思ったらいい感じやね』。 何年か前の、お悩み中だった友達の言葉。 10年前の自分ができたこと=今の自分ができないこと を、数えがちになる日もある。 そんな日もあってよいけれども、10年後…

自分に与えられたモノゴト、願いの可視化

本日が最終日の「船場のおひなまつり2022」。船場・北浜エリアは、大大阪時代の瀟洒な建築が揃い踏み。扱ってはるものも本物ばかり、美味しいもん多いし。目が上がる心地がして、散策するひとときは大好きです。 この「ひなまつり」も楽しみのひとつ。かつて…

手元にあるものでなんとかするということ

いけばなと、手料理は似ている。 手元にあるものでなんとかする、hack的な側面。生活に合う仕様に日々、手入れしていく点。 黄緑が入ったクリーム色の、金魚草の一種いけ。7本全てを用いて、伝統的ないけかたを。 ブロッコリーのromanescoみたい 猫柳のよう…