自分の名前も忘れるほど

あめちかる storyteller 鳥山美由紀( とりやまみゆき Miyuki TORIYAMA ) のブログです。

自分にとって必須なもの

何が一番、自分にとって必須なのかを改めて認識できました。

それは時間とすこやかさ。


時間。

人としてお互いに敬意を払い、感謝しあえる、大切にしてくれる人(notちやほや)と共に過ごす時間。そして独りの静謐な時間。


すこやかさ。

私の基準は「美味しくごはんをいただくこと」です。美味しいと感じられないのは、自分か大切な人たちの心身が不調だったり、状況に対処しきれていないからという認識です。

愛用イヤリングと向こう20年も一緒に作戦

レジン工作デビューしました。

友達から誕生日プレゼントにもらった、イヤリング。気に入っておりまして、文字通り長年愛用。何回か落としたのですがすぐ見つかったり戻ってくるし、接着面がゆるんでも、金具が外れても修繕しては装い続けてきました。

 

愛用が過ぎてとうとう、留め具の支え部分がご卒業に。パーツの底面を覆う金属との接着方法の根本的な改善も検討するべく、手芸の聖地へ。

 

提案されたのが、レジンによる接着です。価格も手頃になった点も、おすすめ理由とのこと。パーツの素材である樹脂に、適した接着剤は無い、ということでした。さらに、ググった結果レジンは接着剤として開発されたわけではないという事実から判断した、私の最適解は「瞬間接着剤×レジンコーディング」のダブル使い。


パーツと底面の金属を剥がし、古い接着剤の痕をひたすらこそげとる。スタッフさんによると、この作業をいかに丁寧にするかが命とのこと。

 

たまに破片が飛び、頬を叩きます。それが戦闘ものの射撃シーンみたいで、じわじわ痛い。

気分的には映画「セーラー服と機関銃」の、かの名シーン。

 

瞬間接着剤をたっぷりめに落として留め具を接着後、硬化に24時間放置。いよいよレジンでコーティングへ。耳にあたる留め具の部分はたっぷりと。爪楊枝で表面を適当にならして、縁にもゆきわたらせて。UV1分間照射を、念のため2回して半日放置。

 

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見た目も十分やないか。パーツ底面の金属が無くなったことで、素材の透け感もはっきり出てる。

本年もたくさん、わたしのそばにいてください。

 

映画 「セーラー服と機関銃

薬師丸ひろ子さんのこの頬の流血は、機関銃乱射時に実際に受けた生傷だったとか。

https://www.kadokawa-pictures.jp/official/serahukutokikanjyu/

すべてにときあり

小寒が過ぎ、寒の入りです。

こちら浪華市内でも今朝ほどは、雪が降っておりました。春に向けて芽吹くべく、命が凝りこる日々が本格的に始まりました。


人知れずうごめいてうごめいて、時来りなば先駆けて咲く梅の花の、動かぬように凍てついた大気の中にあって手元狂わずそれを真横に斬り割く芳香が好きです。

今と置かれた場所とを拠りどころとして咲いて、見つけられて喜ばれてありがとうと愛でられるような、匂やかな存在でありたい。

 

全てに時あり。ごきげんよう

藍を感じるかはあなた次第

焼いてる最中から、ほのかに甘い美味しそうな香りがキッチンに立ち込めて、そそられました。

 

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大好きな歌手で「餃子の女王」こと玉城ちはるちゃんが、創業60年のさいたまの老舗「餃子のヨコミゾ」さまとコラボ。今春発売されたのは「子供が安心して食べられる餃子」、日本初の「藍入り」餃子です。

化学調味料・着色料・保存料不使用。群馬の豚肉や国産野菜などオールスターズな食材。さらには、スーパーフードが過ぎる徳島のタデ藍が入った特製餃子なのです。

 

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藍といえば今年の大河ドラマ「青天を衝け」の、渋沢栄一さんのご実家シーンでも描かれました。食べ物としての藍は、ポリフェノールがブルーベリーの4倍。食物繊維も豊富で、その豊かな効能は薬草としても重宝されてきたそうです。

 

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広島ご出身のちはるちゃんに敬意を表して、広島の鉄板焼きのお店で買い求めました。私は餃子、お好み焼き、トンカツその他にソース系は(選択できる場合は)つけない派なのですが、そのままで滋味深いお味でした。

 

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藍を感じられるかどうかは、あなた次第。大粒でずっしり重たくて、食べ応えも充分でした。たぶん、この大きさも美味しさに関係してる。

余談ですがいわゆる「文化人」としてのご活動にも精力的なちはるちゃんのことを私は、例えば黒柳徹子さんクラスの日本の宝だと思っています。
なにかの取り組みに関わるとなればきちんとコミットして、ご自身が納得・理解された上で発信されるご姿勢は国際コーディネーターの先駆け 加藤タキさんにも通じる。

 

実践に裏打ちされた情報と情緒と愛情でもって色々なことを伝えてくれて、ちはるちゃんには感謝しています。今年はclubhouseで直接、お話もできて嬉しかったわ。いいお品をプロデュースしてくださって、ありがとうございます。

 

【業務連絡】
通販でも購入可能。
https://gyouza-yokomizo.com/smartphone/detail.html?id=000000000002

 

大阪界隈の皆様におかれましては、高槻の「肉のモリタ」さんにおいてはるらしいです。

 

取り扱い店舗一覧

https://tamakichiharu.com/information/15083/

 

玉城ちはる著 「餃子女子」

https://tamakichiharu.com/graphy/graphy-book/8663/

アーティストは、人類の触角担当

特別展「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」。大規模改修につき、メトロポリタン美術館の主要作品が、一挙来日というふれこみ。よりすぐりの名画65点、うち46点が日本初公開と話題の展覧会に伺ってきた。

 

展覧会の公式サイト

https://met.exhn.jp/

 

やはりアーティストは、人類の触角担当。
ビジョナリーであり、美術館は人類の獲得してきたビジョンのアーカイブ。当時の気風に同期できる装置だと改めて。


テンペラから油絵、板からキャンバスという素材&技術にアップデートされることで、描きこまれる情報量も激増。
重要なものを大きく、そうでないものを小さくという情報処理ではなく、遠近法を導入するという視座、それは文字通り革新。


いうなれば、それまではアバター扱いだった信仰の対象たち。この世ならざるもの、それがデフォルトだった。

それらが自分達と同じ人間の外観で、立体的な造形に描かれ、自分達の生きる現実世界と同じような環境下に等身大で描かれる。自分達と同様の血肉を帯び声を持ったような感覚。それは例えばCG合成のようなことだったろう。


フラ・アンジェリコは例えるなら世界初のCGが使われた際の衝撃を、当時のソフィスティケート層にもたらしただろう。それが価値観や言説、主語、対話の対等性、社会構造のデザインなどにも大きな影響を与えたことは、想像に難くない。


意志決定層に直接、ビジョンやコンセプトというメタを提示できる座標。そこにアーティストを、この時代にも取り戻したい。


プロパガンダやマネロンのツールではなくて、この世に5%しかない原子由来の物質以外の「95%」を体感し、感応させる媒介者として。

 

「人か、人以外か」という観点からも視た。
たった500年間で、いかに人々の意識の位相、環世界とそのありかた、それに伴っていかに時代が変わったかがコンパクトに俯瞰できた。

会場の大阪市立美術館の美しさと堂々たる佇まいも、堪能。

 

大阪展は2022年1月16日(日)まで
大阪市立美術館(天王寺公園内)
オンラインチケット(日時指定予約制)の販売
https://met.exhn.jp/ticket

 

*東京展は2022年2月9日(水)-5月30日(月)・国立新美術館(東京・六本木)

 

#メトロポリタン美術館
#TheMetOSAKA
#大阪市立美術館

ラジオと小劇場、満月というスリーカード

ハナムラチカヒロさんの「まなざしの革命放送」公開収録に伺いました。

 

https://open.spotify.com/show/6TE9c1nXSEPOLhRSeDWwJZ?si=CvMEmYSrTjqLE1j-hwDgBg

 

ハナムラさんを知ったのは、2年前の京都大学×ロンドン大学ゴールドスミス校による「アートサイエンス国際フォーラム」のレセプション。


その後、特にご活動を追うでもなく過ごしてきたのだけれど、このたびの「会場は生駒ビルヂング地下サロン」というパワーワードに頭を持っていかれた。船場北浜辺りは佳い建築が密集しており、大好きな散策エリアだから。


昨年にプロの劇作家による書き下ろし朗読劇で板を踏んだ折、舞台となった1910年代から1930年代の史料や風俗、流行歌、ニュース映画、青空文庫公開作品、人口動態や国家財政などを読み漁った。戦争や関東大震災の影響で大阪にあらゆるリソースが集まり、「大大阪」と称された熱っぽいギャツビーな時代。生駒時計店さまは1930年ご創業。まさに時代の熱量を湛えて時を刻んでこられたはず。その「地下サロン」ですもの、刮目したい。

 

生駒ビルヂングさま公式 Facebookページによる、地下サロンの360度写真

https://www.facebook.com/196459070392232/posts/3247681461936629/?d=n

 

案内板などもなにも出ておらず、周りの静まり返ったビジネス街と同じ顔立ちをした生駒ビルヂング。初めて地下に潜入したところ、パルチザン感およびアウェー感が凄まじい。豆電球の間接照明、片手にトランシーバー、脇に革命旗。背後にアンティークの掛け時計たち、目前にはショーケースと闇に近い臙脂色のアートフラワー。
威容とはこのことで、押し出しの強い空間とお身内感で気圧された。シアトリカルだけれどもセットでこの匂いは到底、出ない。

 

個人的には「パルチザン感が半端無いですね」という感想が採用され(?)、放送時に触れていただけたので記念になった。配信ご担当の方をエンジニアさんだと思い込んでご挨拶したら、全く異なる商いをされていたのも面白く感じた。お世話様でした。

 

追記
2年前のアートサイエンス国際フォーラムのレセプションで、ハナムラさんと引き合わせてくださった方とは、その場で知り合った。
私は名刺をお出ししたけれども、その方は名乗らず。ただ「あなたときっとお話が合うと思いますよ」「ここにも来ておられるはず」と、ハナムラさんの立っておられる座標までお連れくださった。今日、御目文字叶うかな、とかすかに期待していたのだけれど。
どなたなのだろうあなたさまは。お元気ですか。

(世界初×3Dプリンタ×宇宙×医療×実用化)×art

ついに3Dプリンタデビューしてしまいました。

と申しましても、TOMO〜NIさまのFABラボに設計図をお預けして、お任せしただけの至れり尽くせりコース笑

 

3Dプリンタはじめ、レザーカッターなど先端デジタル機器によるFABを気軽に楽しめるTOMO〜NIさま

https://www.tomo-ni.com/

 

「医療機器としての実用化を目指し、世界初の挑戦中の開発プロジェクト」で、「前澤友作さんより前にISSに行ったデバイス」の、モックアップのテストプリントです。

 

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3Dプリンタがお仕事してくれるとはいうものの工夫、コツのようなtipsがあること。最後まで目を離してはいけない、というごく初歩的なことをほんの少しですが実感できました。

 

それにしてもサポート材不要の設計図に仕上げるまでにどれほどの試行錯誤、創意工夫があったのだろうと改めて。

 

◆テストプリント造形サンプルの郵送による寄贈申込期限は、来月1/4まで延長になったそうです◆

造形サンプルは、

①来月末から京都市京セラ美術館で開催予定の、国際アートコンペ展KYOTO STEAM2022にて作品の一部として展示

②①の後は貴重な研究資料として、国立病院機構新潟病院の石北直之医師のご研究室に大切に保管

とのことです。

 

KYOTO STEAM

https://kyoto-steam.com/

 

発明者で開発者の石北直之医師とアーティストの三木麻郁氏による提供技術や課題、作品への想いを語る動画  約8分

https://m.youtube.com/watch?fbclid=IwAR10zZb6I3U5UTzumzZz38Z_bHMqrYxJ_35HKDRIKExfJILyILbQ8_hYIcc&v=8vW5E7Y8cFc&feature=youtu.be

 

テストプリント造型サンプル寄贈(提供)方法に関して

https://medit.tech/covidventilator-project-more-frm-drishikita/

 

KYOTO STEAMを助成されている、一般社団法人ニッシャ印刷文化振興財団さま発行のウェブマガジンAmeetの、石北医師とアーティストの三木麻郁氏のインタビュー記事

https://www.ameet.jp/digital-imaging/3742/

 

◆おまけ◆もうひとつの「デビュー」笑

TOMO〜 NIさまには、スローフードのメッカでもあるイタリアンも。

南イタリアの伝統的な焼き菓子、パスティチョットをいただきました。家庭の手作りそのものの、素朴なお味。

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https://www.tomo-ni.com/facility/restaurant/